September 7, 2009

Diary 2009/9/7

起きると具合が悪い。

先週くらいから寝付きが悪くなって、眠いのに寝れない。企画書とかなんとか慣れない頭をフル回転させてる一方、通勤がないから、下手すると1日1度も外に出なかったりする。運動不足だよなあと思いつつ、だらだらずるずるしてきたツケがきた感じ。

肩が痛い、頭が痛い、お腹が痛い、なんといってもだるい。何をする気力も無い。
会社に通ってた頃なら「具合が悪いから休んで寝る」という体調。でも自分に「これは運動不足だ!なまけてんじゃねえ」とむち打って、玄関の扉を開ける。

1kgのダンベルを両手に持って、出たところで足だけ軽くストレッチ。膝と腰がだめなので、いきなり走ったりしない。ダンベルを軽く振りながら歩き始める。抜けるような青空。からっとした秋の空気の匂い。

今までなら「こんなんじゃ運動にならないよなー」と思ってたけど、なかなかどうして、歩くというのはバカにしたもんじゃない。重心をきちんと踏み抜く。腹筋を締める。二の腕の内側、僧帽筋。使ってる使ってると思いながら動かすと、体が自分のコントロールに戻っていく。

歩いて5〜6分の公園に着いて、まず改めてストレッチ。全身を一つ一つ、とつとつと動かしていくと、なんだか気持ちが落ち着く。広い草原の向こうで子供が虫取りをしている。緑、緑、また緑、と、青のコントラスト。馬鹿みたいに白い雲。

会社辞めてよかったあ…と唐突に思う。一日が自分だけのもので、ここから突然飛行機に乗ってグリーンランドに行ったとしても、誰にも責められない。その強力な安心感。
現実には明後日の打合せに向けてリサーチをしなきゃいけなかったり、フルタイムで働いておざなりにしてきたカオスの我が家の片付けをしなきゃいけなかったりするのだけれども。
フリーランスとか言って聞こえはいいけど、収入は全く先が見えなくて、めろめろと落ち込む日もあるのだけど。

とりあえず、今この瞬間、俺の王様は俺様だ。

ストレッチを終え、公園の中をまた歩き出す。
稲?の生えた沼ではしゃぐ子供とお父さん。お母さん達の井戸端会議。車椅子で日光浴に出てきたお年寄り。木立の中のベンチで新聞を読み比べるおじさん。

平和。とりあえず平和。心が緩む。

今度積んである本をいっぱい持ってきて木陰で読もう。間違ってもパソコンなんか持ってこないんだ。iPhoneもなし。仕事もなし。手書きの一人ブレストくらいならやってもいいかな。

てなわけでご心配下さった皆さん。ちょろこは能天気に元気です。

あ、「飛行機&Brompton」は忘れたわけではないので、もう少々お時間下さい…。


<追記>
いつもダンベルとバーベルを間違えるのですorz 直しました。
バーベルを軽く振りながら歩けたらすごい。


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